富士フイルムホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2023年度グッドデザイン賞※1において、グループ会社※2の幅広い事業分野の40製品が「グッドデザイン賞」を受賞したことをお知らせします。今回の受賞製品は、ミラーレスデジタルカメラや医療機器、複合機などです。中でも、富士フイルム株式会社の受賞数は、全受賞企業中、最も多い34製品。最多受賞は5年連続となります。
また、ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX100 II」と「構造色インクジェット技術」が「グッドデザイン・ベスト100」※3に選ばれました。
当社は、あらゆる製品・サービスの開発において、優れた機能や高い性能を追求するとともに、その機能・性能を最大限に生かすデザイン開発に取り組んでいます。本年、海外においては、「iFデザイン賞」で23製品、「レッドドット・デザイン賞」で27製品が受賞。「IDEA」では、ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-H2S」「FUJIFILM X-H2」が「ブロンズ賞」を受賞しました。また国内では1983年より41年続けて「グッドデザイン賞」を受賞するなど、当社製品のデザインに対して国内外で高い評価をいただいています。
今後も、当社は、外観デザインの美しさに留まらず、快適な操作性や優れた機能性などに徹底的にこだわったデザインの実現により、製品の新たな価値創出を目指していきます。
(海外発売のみの1製品を除く39製品)
「FUJIFILM GFX100 II」は、現行比※4最大2倍の信号読み出し速度を可能とした、新開発の1億2百万画素高速センサー「GFX 102MP CMOS II HS」と、最新の高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載し、「GFXシリーズ」最高の高速連写・AF・動画性能を実現したフラッグシップモデルです。
プロ向け中判デジタルカメラ。フラッグシップ機ということもあり、こういったプロダクトは従来のクラシックでコンサバなデザインに落ち着くのが必然と言える。然しながら「GFX100 Ⅱ」はカメラのデザインの常識に果敢に挑み、思い切ったチャレンジが随所に見られる。傾斜したトップ面はサブ液晶を見やすくする効果とともに、スタイリング上の特長となっている。新開発の三ツ矢状の新シボ形状をグリップに採用するなど、細かい部分もよく考え抜いている。プロダクトデザインとしての完成度が高く、高性能が巧く表現された高級機に仕上がっている。
構造色インクジェット技術は、特定の光波長を反射する微細構造をインクジェットで形成することで、色素がなくとも発色する「構造色」を発現させる技術です。モルフォ蝶やタマムシのような構造色の色彩や、自然界に無い構造色のパターンもインクジェット印刷で自在に描画でき、デザインの可能性が広がります。
色素が発する色ではなく、光の屈折や干渉が発する色(構造色)を再現できるインクジェット技術である。これまでの印刷の常識にとらわれず、自然界の色を印刷で再現できないかという社内デザイナーの夢が取り組みのきっかけとなっており、柔軟な発想を生み出す環境と、それを具現化する技術力が実現したイノベーションに審査委員の評価が集まった。これからの教育やパッケージデザイン、製品加飾、アートの分野の表現を大きく拡張する、新たな印刷技術として大いに期待したい。
「フジノンレンズ XF8mmF3.5 R WR」
「VG-GFX100 II」※6
「FUJINON Premista80-250mm」
「FUJINON HZK24-300mm」
「FUJINON HZK25-1000mm」
「FUJIFILM PROJECTOR Z6000」
「INSTAX mini 12」
「INSTAX SQUARE SQ40」
「INSTAX SQUARE Link」
「AMULET SOPHINITY」
「AMULET ELITE」
処置スコープ「EG-840T/EG-840TP」
「Jet Press FP790」
「ASTALIFT MEN MONOM MOISTURIZER」
「Apeos C320シリーズ / ApeosPrint C320シリーズ」
「ApeosPro C810 / C750 / C650」
「Revoria Press™ PC1120」
「ネットプリント」※7
「Revoria One™ Production Cockpit」
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